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2007年6月 7日 (木)

上戸彩李香蘭の番組影響倍率

誰もが気軽に作成し日常の感じたことを日記のように書き込めるブログ。今では日本語ベースで一日15万から20万件の書き込みがあるらしい。そのブログのエントリー(書き込み)内容をマーケティング分析に利用できないか?という視点で独自のエンジンを使って統計をとっている検索サイトkizasi。19年6月現在で411万人が書いた9,400万件もの書き込みを調査対象としている。


今回はここの統計を使ってドラマ李香蘭の「番組影響倍率」とも呼べる数値を出してみた。比較の対象は、ドラマ李香蘭を「かいま見た」だけでいい加減な批判をし上戸彩ファンの「天敵」となった有田芳生氏、が原作の「テレサテン物語」である。「テレサテン物語」の視聴率は関東に限ると15%を上回ったらしく、おなじく関東での「李香蘭」の9%前後と比べるとずいぶんと大きな数字になったものだ。しかしブロガーである私にとって、放送後のブログ検索の感覚からは、テレサテン物語の勢いの無さが印象的なので、どうにも腑に落ちない数字である。そしてまた書き込まれる感想もどちらかと言うと「がっかりした」というのが多い。

私の言う「番組影響倍率」の出し方は、すごく単純である。放送のあった週より前の6ヶ月間に「李香蘭」および、「テレサテン」と言う文字を使用したブログの書き込み数の平均値と、放送のあった週の書き込みの数を比べて何倍になったか、というもの。つまり、番組が放送されたことを原因として、どれだけ「テレサテン」と「李香蘭」が世間の話題となったか?という影響度をブログの書き込み数から割り出すものだ。以下がその結果である。


週あたりのエントリー(書き込み)数

放送前平均値(6ヶ月間) 

「テレサテン」 20.04

「李香蘭」   20.63


放送のあった週

「テレサテン」  92

「李香蘭」    310


番組影響倍率

「テレサテン」 4.59倍

「李香蘭」  15.04倍


Photo_8 という結果である。つまり、ドラマ李香蘭のあった週にそれまでよりも15倍もの「李香蘭」という文字を使ったブログの書き込みがあったのに対し「テレサテン」はその3分の1も話題になっていない。私が自分で検索した感覚からも納得のいく数値となった。ドラマ「李香蘭」はドラマ「テレサテン物語」の3倍強の世間への影響力があったと推測される。

ちなみに、kizasiのサイトのラボというタグの「きざし的フォークソノミー」というところで「李香蘭_+感動」という組み合わせキーワードで調べるとピーク時で2月15日に10件を記録、「テレサテン_+感動」だと6月7日にピークでたったの2件である。ドラマ「李香蘭」の方が感動を伴って視聴者に影響を与えたことを物語っている。


マスコミでよく発表されるビデオリサーチ社の視聴率は通常は関東全体で600世帯を対象にした世帯視聴率が発表される。その世帯の中で何人が見たかはわからない。さらにビデオリサーチ社の視聴率の出し方では、画面を見て無くてもテレビのスイッチが入っていさえすればカウントされてしまう。逆に外出中などで録画をした件数はカウントされない。録画するような人のほうが熱心に見る気もするのだが・・・。つまり、番組のインパクト、影響度、どれだけ深く見たか、感動を呼んだか、という要素がすっぽりと抜けてしまう。これらの「視聴の質」をスポンサーに訴えることで新たなマーケティングのアイデアも浮かぶのではないだろうか。そしてなによりも、力と気の入ったドラマ作り、番組作りが行われるようになるのではないだろうか。李香蘭とテレサテン物語を両方見た人にはよくわかることだと思う。

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