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2008年5月10日 (土)

スタート地点に立ったのか

今回の胡錦濤主席の訪問には少し期待していたのだが、期待以上の成果が合ったと思う。特に日中共同声明で、「国際社会が認める基本的かつ普遍的価値の一層の理解と追求のために緊密に協力する」というくだりが入ったことは大きい。これは、「今後は中国も皆さんと同じく人権を尊重していきます」、と言ったわけで、本当にそうなるのであれば今までよりも普通に中国人とおつきあいができるはずだ。チベットの扱いも軟らかなものになっていくことを期待したい。

防衛大学校の校長は名前がなんとお読みするのか、五百旗頭 真、という方らしいのだが、その方が言っていた。これからの日本の基本戦略は、日米同盟+日中協商だと。

日本は核兵器を持つことができないゆえ、日本の戦力は自前で完結しない。究極的ウェポンである核兵器を持つどこかの国と同盟を結ぶ必要がある。アメリカ、ロシア、フランス、イギリス、中国、インド、パキスタン、(イスラエル)。これらのうちどこかと軍事同盟を結んでおかないといつなんどき破滅に追いやられるか分からない。ことのいきさつ上、アメリカとの同盟を続けるというのは現実的選択だろう。

そして今、経済的に中国が台頭してきて、GDPでは日本を近々追い抜く。政治、経済、国土、の3点セット全てにおいて日本より大きな国になってしまう。日本はこの日本より大きく、強い中国との良好な関係をカードとして持っておくべきだと思う。アメリカとの同盟はどうしても片務的な同盟になってしまう。米軍基地が日本にあっても日本の基地がアメリカにあるわけではない。日本が一方的にアメリカに依存した同盟だ。対アメリカの関係で、中国カードが生きてくる時が来るはずである。

中国にはぜひオリンピックを成功してほしいと思う。そして少し精神的にも余裕をもって、日中共同声明の言葉を実行に移していってほしいと思う。










 

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コメント

関口ひろしの息子ですね。お正月のころよくNHKハイビジョンとかでやってました。彼は天然系の旅人なんで中国人も警戒感がなくなるようです。

ところでいま中国の若者たちはネット上の日本の若者の反中の強さに驚きおののいているようです。これは3年前に日本の若者が中国人の反日の強さに驚いたのからの「続き」ですね。

中国は近いようでいて遠いので、なかなか面と向かったコミュニケーションができないですから、ネット上ではできるだけ冷静で、柔らかなタッチの投稿などが増えるといいなと思います。

投稿: bikoran | 2008年5月12日 (月) 18時25分

Youtubeに出ていたのは関口弘の息子ですか。
「蘇州の夜」のお爺ちゃんを思い出した。

中国の民衆の中に、「草の根民主主義」が自然に育っていくことを期待しますね。元来、中央集権にはなじまない「無為自然」の伝統もある国なのですから。

上戸彩のテレビ番組再放送すべきだというご意見に賛成。あれはずいぶん製作にお金をかけたのでしょう。DVDが売れなくなることを恐れているのかな?

投稿: Cosmopolitan | 2008年5月12日 (月) 11時00分

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